オチで突き放されました
どういう解釈をすれば良いのですか
ちなみに読書ニワカの厨房です

  1. どこが分かんなかったんですか?

  2. 煽りではなく、火事のところが意味わかんなかった感じですか?
  3. >>3
    そうです

  4. どういうふうに理解できなかったんですか?
  5. >>5
    つたない恋愛の話だと思っていたのに火事のところで違ったテイストになってしまって、本の主題を見失いました
  6. 「こっきょう」を桂歌丸師匠は「くにざかい」と読んでおられた。
    いいなあと思った。

  7. >>6
    じゃあ火事になるまでの駒子と島村と葉子の関係性とか、それまでの成り行きについては分かっている、という感じですかね?

  8. ちなみに「拙い」という形容には語弊があると思うので、「行き場のない」とか「果敢ない」と言ったほうがいいかも。
  9. 川端という人は
    背負っている人生とか政治があっただけで
    小説家的能力は極めて低かったのではないだろうか?

  10. >>10
    そんなことはありませんよ。川端の文章のリズムと言葉選びのセンスは他の追随を許しませんね。

  11. 大体、小説家的能力ってなんですか?

  12. 『雪国』における終末(火事、火災)について理解するためには何よりも葉子という女性のことを理解しなければなりません。

  13. 駒子については丁寧な描写があるし、島村との関係やその人となりについて詳しく分かりますが、葉子に関しては駒子と比べて彼女を知るための文章、情報がかなり乏しい。

  14. 葉子について分かることといえば、「悲しいほど美しい声をしている」「気違い染みた熱情を持っている」「弟を大切に思っている」くらいしかないわけですね。

  15. そして『雪国』という物語で語られているものがなんなのか、という点も重要になります。果たして、『雪国』で語られていることって一体なんなのでしょう?
  16. >>16
    言葉のアドバイスありがとうございます
    中学生の語彙力の乏しさですので、どんどんご指摘頂けると有り難いです。
    うーむ…わからない
    火事はいったい何を表しているのか、それを知る上で重要なのはもちろん葉子という人物の情報ですよね。
    読書量の少ない厨房の私には読解出来ませんでした。
    なぜ葉子はあのような結末に至らなければならなかったのでしょうか
    見解をお聞かせ下さい。

  17. >>17
    そもそも作中では、葉子の人格というのが駒子ほど詳細に書かれてはいないので、葉子が火事に巻き込まれたこと自体に取り立てて意味はないんですね。なので、火事の場面だけ取り上げて読むのでは何も分からない。

  18. あの結末を読み解くためには物語全体を読み解くことが必要なんです。
    もしあの場面で巻き込まれたのが駒子だったなら、もっと綺麗にオチはついたと思いますが、川端はわざわざ葉子を使って物語を終わらせようとした。その人選が読み解くためのヒントになります。

  19. だから、火事が何を表現しているのか、という発想は間違いで、あれはただの演出に過ぎないわけです。結末だからといって、最大の盛り上がりがそこにあるはず、という視点に立ってはいけません。

  20. 特に純文学的な読み物の場面だと、作品の面白みは決してストーリーに依拠しているわけではないので、読書態度次第で簡単に面白くなったりつまらなくなってしまいます。

  21. 自分で考えて、ここには何が書かれているのか、ということを上手く考えられるようになれば、純文学作品はとても面白いものになります。

  22. あの火事において、葉子は被災者でしかないわけですね。彼女が意図的に火事を起こしたり、火中に飛び込んだり、という描写がないので、やはり火事には舞台装置以上の意味なんてないと思います。

  23. ですので、あそこに至るまでの駒子、島村、葉子(特に駒子と島村)などの心情の動きさえ掴めていれば、『雪国』を読み解くことは十分できると考えていいんです。

  24. ですので、あなたが1番疑問に思われている「何故、葉子はあのような結末を迎えねばならなかったのか」という点に答えはないし、見解もないんです。

  25. あのシーンが何を象徴しているか、何を意味しているか、という憶測は立ちますが、そういう発想はむしろ作品の広がりを限定させてしまうので、あんまり良い考えとは思えません。
  26. >>26
    ご意見ありがとうございます。
    無理に結論付けないほうがよいこともありますね。
    「雪国」を読み、一度読んだだけでは足りないと思い、何度も読み返しました。
    ですので、駒子や島村、葉子の関係や心情は深く理解できたつもりです。
    火事のシーンでも、決して頭に「?」が浮かんだだけで終わったわけではありません。その想いを、自らの感想としたいと思います。
    参考になりました。ありがとうございます。
  27. 長く書き継いで、合体させた作品だから
    読む方もシーンの連続をただ楽しめばいいだろう

    あまり解釈を読み込んでパズル解きのように
    楽しむのは勧めないな

  28. >>27
    力になれたみたいで良かったです。繰り返し読み、深く理解するために追求する、という読書態度を作り上げるのはなかなか骨が折れるかと思いますが、これからもどんどん沢山の小説(に限らなくてもいいけど)を読んでってください。きっと何かの役には立つと思うので、
  29. この雪国だけの分厚い解説本がいろいろあるけど
    あんなもんただの深読み本

    筆者のオナニー本
  30. 荷風の墨東綺譚と同じような話
    商売女にはまってみました
  31. 理解できなくてもいいだろ実際面白くないからな
    同じような題材なら永井荷風のボクトウキタンのほうがはるかに面白い
    まあこちらはちょっと漢語調が鼻につくが
  32. 指マン
    に尽きます
  33. >>6
    ラストなだけ
    終わりのきっかけとなった
    燃え尽きるという意味
  34. >>10
    セリフの行間を読ませるテクがすごいぞ
  35. ラストも適当だろ
    なんやあれ
  36. 川端康成が変態なだけはわかる
  37. 雪国の会話は人間というよりロボット同士の会話を聞いてるみたいだな
  38. うおおおおおおおおおおおおおおおおお!
    ハイテンション雪国\(^o^)/
  39. 雪国の終わり方っめ考え過ぎで一周回ってる感じあるわ
    なんというか文学放棄して丸投げされてる
  40. 「くにざかい」が正しい
  41. 「くにざかい」より「こっきょう」のほうがいいと思う。そのほうがリズムが五七五になるで。
  42. くにざかいだとどうしても東海林太郎になってしまいます
  43. 桂歌丸が好きだからくにざかいって読んでる
  44. なにが雪国だよ

    こんな気持ち悪い作品を書くヤツがノーベルとか笑える
    他の作品もすべてキモい

    作家自体もキモい
  45. 東北、北陸、北海道、長野、北関東内陸

    この辺は論外
  46. 川端さんって素晴らしいけど変な人が擁護して
    逆に評判を下げてるよね
  47. 川端本人より情景等をハイレヴェルに受け取ることの方が大事だろ。
  48. >>10
    俺もそうとしか感じられない

    特に性的に特異なものを描いた作品とか
    現在では現実にはるかに追い抜かれ陳腐でしかない

    文体も凡庸にしか感じられない
  49. 読み手のすべてがそろっていないと読み手こそ凡庸な作品をうつす原因となる。
  50. >>50
    言葉の選択が的確でないと
    ザンネンな警句モドキになってしまう
  51. なるほどな。
  52. 擁護するのも批判するのも変なやつばっかですね
  53. 雪国、途中まで読んでるんだけど(30ページあたりだったかな)何が面白いのか分からなくて積ん読のまま数ヶ月たってる。
    文章が凄くキレイだってネットの感想サイトでよく見かけるんだけど、それもいまいちわからない。
    小説家って基本みんな文章がキレイだと思うし、その中で雪国の文章が特段キレイには感じなくて、ごく普通の恋愛小説って感じなんだよなあ
  54. ちなみにどこの出版社だったか忘れたけど、雪国の表紙の絵がキレイだとは思った笑
    だから本自体が気に入って、あえて中古じゃなく本屋の定価で買ったんだけどね
    名作の誉れ高いし
  55. ユキ のジョイだろ?
  56. えけせてね
  57. かきくけ68
  58. 取り敢えず、国境をくにざかいと読む奴は
    信用するな。
    こっきょうと読まないとリズムが悪い
  59. 東大は中位ぐらいの学歴でその上に私立がびっしり。
  60. 雪国は駄作
  61. 駄作ってのはどうかな(笑

    雪国はいろんな媒体に10年かけて発表された作品。
    誰かが上で書いていた、言葉のセンスってのは、意識しないと磨けない。

    川端には言葉を操る才能がある。
    それを受け手として感じるのも才能。

    冒頭部分だけでも繰り返して読んでみると、いろいろな気づきがあると思う。
    それを深めていくとなんとなく感じるものが生まれると思う。

    雪国は少なくとも読む価値のある作品だと思うけどね。
  62. 国境問題で思い出したけど、

    掌の小説

    あれ、てのひらでもいい、って川端さんが言ったらしいんだけど、
    それは単なるリップサービスだと思う。

    たなごころ、にきまってる。

    異論はみとめない。
  63. 英文でこれを読んで良さが分かるとは到底思えない
    日本語でしか絶対に理解できない
  64. ラストの家事の意味が分からないんだけど…。
    …「そう?」
  65. >>64
    当然です
  66. でもそんなに凄い作品なのかな?
    セックスの話な訳でしょ。
  67. >>64
    知ってた
  68. 具体的にどこが面白いのか教えておくれ。
  69. よく言われるのは冒頭の、夜の底が白くなった、と言うところ。
    ここで言う夜はローカル、つまりこの辺だけの、限定された夜。
    雪が降り積もって地面が白い、そんな夜。
    それはその三次元の空間が容器であることを想像させる。
    だから底がある。その底が白くなったわけだ。
    この妄想をより一般化させるためには、容器を取り去ればよい。
    ローカルの限定も取り去る。
    そこで初めて、この短文をもう一度読むと、もろもろが捨象されたものが見えるだろう。
    みたいなことを連想させる箇所がいたるところに転がっている。
    切れ味の鋭いナイフみたいな日本語の印象も捨てがたい。
    まあ名作だな。
  70. 小説としては駄作
    文章としては一流
  71. 雪国が情景として目に浮かび、それが持続すること、それ自体がすごい

    例えば「秋葉原」というタイトルで、芸者のかわりにメイドさんをヒロインにおいて、秋葉原の情景を描けば、現代版「雪国」ができあがるが、誰もまだ書いたことないはず

    何故なら凡才は、秋葉原を舞台にしながら、情景よりも物語や人物に描写の比重がおくから、情景が頭に残らない

    情景に力を持たせられるのが川端康成のすごいところ
  72. >>63
    新潮文庫のルビは思いっきり「てのひら」の小説
  73. セックスよりJC薫ちゃんと一緒に温泉に入るほうがいい
  74. >雪国は駄作

    「古都」は超駄作
  75. 正直、川端、三島がNobel賞、もしくは候補、だったのがわからん。
    文学賞など科学関連の賞と比べれば小さい小さい。
    明治の文士と比べても、存在感が殆どないね。
  76. 村上春樹がいまだにノーベル賞をとれない理由

    それは三島や川端が理解できないから。

    こればっかりは日本語のセンスの問題だから、いかんともしがたい。

    村上は売文はできてもレベルが低い。

    偏差値でわかるように、理解度も正規分布に従う。

    村上が売れるのは凡庸な読者が多いからであり、川端や三島が残っているのは、
    数は少ないが、日本語の理解者がいるから。

    ま、わからなければわからないでいい。

    大江は嫌いだが彼は秀才、川端は天才。

    村上が最終的に行きつけるとして、大江レベルだろう。
    もう疲れたけど、日本人としては村上にもノーベル賞をとってほしいものだね。
  77. そもそも短編の連続だから小説として構成力が劣るのはしかたない
    むしろ傑作のように持ち上げるのがおかしい
  78. 傑作は大作なの?(笑
  79. >>77
    川端や三島がいまだに多数の読者をもっているのは、ノーベル賞にからんだから、すごい文学なんだという権威を当てにしてしか、作品に接することができないひとが多いから。そして、この二人の文章ははったりがきいていいるから、そういう人を幻惑させるて「ありがたい」とおもわせることができているから。
    村上の偉さは、そういう昔ながらの文学崇拝の態度を無視して、世界の文学の潮流のなかでやっていこうときめたこと。そして、文学を全然しらない人にも通じるおそるべき日本語の文章をつくりあげたこと。こういう軽さにこそ未来があると勇気をもって踏み出したこと。
  80. 雪国なんてくそ退屈なだけの芸術気取りかなんか知らんが趣味の悪い読み物はどうでもいいでしょう。
    関係ないけど谷崎潤一郎の細雪も全くどうでもいい連中の話なのにこちらは抜群に面白かった。
  81. これは駄作だと切り捨てたい気持ちと
    名作だと信じたい気持ちと二つ我にあり
  82. 冒頭だけが上手く書けてるだけのエロ小説
    基本的に、各小説に部分的に絵になる描写があるだけで
    書いたものはみんな中身はエロ小説。
  83. 川端さんほど、人間描写が上手い人はいない
    また美文

    「雪国」は、全体が誌のような小説だ

    個人的には、「みずうみ」も好きだ
    三島さんはあまり評価していないようだが、
    三島さんはこういう人生に失敗したような男を
    主人公とした小説は書けないだろう
  84. >>31
    濹東綺譚は面白い
    雪国はつまらない
  85. >>70
    それが気持ち悪いんだよ
    人と違った表現見つけたみたいに悦に入ってる感じ
    この指が覚えていたよなんつって恥ずかしくないのかと思うけどね
  86. >>76
    いや
    三島は実際には一度も候補にさえあがっていなかったことが
    近年公開されてる
  87. >>87
    川端が、ノーベル賞は三島がとるべきだった、と語っていたらしい
    北越雪譜
    箱根霊験躄いざりの仇討ち

    口説き文句なんかも勉強になるだろう(笑

    掌の小説の中に、バッタと鈴虫ってのがある
    あれもノーベル賞の参考文献として取り上げられた、みたいな話があった

    三島は漢語が好きだったのか、だから、受験生は勉強になると思うけど、
    川端は和語の使い方が絶妙だ

    不自然な飛び、は十年かけて発表したせいだろう

    古都に出てくる壷中の天地の話も雪国と言う異世界を連想させる

    円い甘え
    ありがたいふくらみ
    その後
    自分をあてがうように柔らかくして

    まあ、何度読んでも面白い

    英訳したサイデンステッカが灯台で勉強したときの指導教官が
    翻訳の誤りをいくつか指摘してた話を聞いたことがあるけど、
    雪国を英語で読んでも、トリセツ読むみたいなもの
    日本人であることに感謝して、じっくり何度も読みたい
    いやらしくしゃぶりつくせば何度も味わえるのが雪国
    日本人限定
  88. 今春放映予定の雪国の撮影が始まってるな